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わくわく留学体験談

高校交換留学レポート  桃坂 さん (オーストラリア

■留学期間  約9ヶ月間
■学校名 オーストラリア公立高校交換留学
■滞在方法 ホームステイ
■体験談のスタイル 帰国後にアンケート及び体験談を送付いただきました。

 「オームステイを通して、他国で新しい出会いがうまれ、そこの人たちと人間関係を育てることは本当に素晴しいことだ。」「国際的な生活体験のその全ては、私自身の貴重な財産となり、今後の私の学生生活と人生において大変有意義なものになるだろうと強く確信しています。」
 
 以前から私は将来の夢を実現させるために、早い時期に生きた英語を学びたいと思っていました。今回いろいろな方の援助と努力にも恵まれその機会を得て、オーストラリアの西に位置するパースという街から南西280km以上離れたマーガレットリバーという公立高校で学ぶことになりました。
 
 マーガレットリバーは海の影響を強く受け穏やかな気候であり、地中海性気候に近い環境の中でワインの産地として有名です。街はのんびりとしていて、とても田舎でした。毎日、学校帰りには野生のカンガルーに出会ったり、変わったオウムを見かけたりしました。
 
 私の想像していた留学生活は、夢と希望、驚きと感動、抜けるような空の青さにコアラやカンガルーとたわむれ、途方もなく広い大自然の中に囲まれて、のんびりと過ごせるものでした。しかし、そんな甘い考えや期待感は瞬く間に消え去り、毎日毎日が戦いのような日々でした。

 初めの頃は、全く違う文化の中で、日本語の単語すら聞くことのできない生活に、自分自身の意見や感動、感情を全く表現できないもどかしさと、とてつもな速く聞こえる英語にただ呆然としていました。

 周りの人たちの会話の輪にも入れず、授業中は先生の話そのものを聞き取る事も理解することもできない日々が続きました。宿題の意味を理解するのに膨大な時間を費やしました。学校とホームステイ先との間の往復だけという日課で毎日が追い立てられていたように思えます。人の言葉に耳を澄ませ、話す人の口の動きを見てその場その場の雰囲気を理解しようと懸命だったように思えます。

 日常生活はもちろんのこと、学校の授業は本当に困りました。数学や美術の授業はまだしも、社会や理科の授業などは科目の内容よりもその説明としての早口の英語が理解できなくて、何を勉強しているのかさえわかりませんでした。とにかくまずは英語のスキルを高める事が先決で、必死でした。

 日々の生活の中でも英語で物事を考えることによって少しずつですが、周りの人たちの話が理解できるようになりました。とにかく一つ一つの単語を話すのではなく一つのまとまったフレーズとして話すので、Where is mum?はWezmum?のように聞こえ慣れるのが大変でした。

 ホームステイをしているのだから当たり前、と言われればそうですが、新しい家族の一員としてその家庭に入り、すすんで家事の手伝いや会話に入っていかなくてはならないことも、初めのうちは大変な勇気が必要でした。その中で何かしようと一生懸命な自分があったように思います。逃げ出したいけれど、逃げ出したくない自分との戦いの連続でした。自分から英語を使い、常に英語で考える習慣を身に付け、いつも辞書を持って、与えられた宿題をするために睡眠時間を削ったかいもあり、少しずつ周りの人たちの言葉や状況が理解できるようになりました。

 オーストラリアの人は周りに合わせたり、様子を見ながらではなく、自分の意見をはっきりと誰にでも言います。自分の意見を英語を使って表現し、ものの見方や意見の違う人とコミュニケーションを取ることの難しさ、異文化を吸収することは並大抵なことではないと実感しました。

 日常英語は生活の中でも少し学びましたが、それよりもっと自分が成長したと思えることは、家族と離れて一人で考えてたり、悩んだり、行動することが今まで以上に出来ることになったことです。「やってみようかな?」ではなくて「やらなくてはならない!」そんな現実の毎日で、自分を信じて1つ1つのことをやり遂げることが出来るようになりました。

 楽しいテレビ番組を家族で見たり、たわいもない話を友達としてたりしていた日本での生活とはとてもかけ離れていた生活で、くじけそうにもなりました。それでも自分の夢、励ましてくれる人たちに囲まれて一歩ずつ進んだことで、何とかそこでの生活に溶け込んでいけるようになるまでには、長い時間がかかったようにも思えます。

 日本で中学時代に習った英語のほとんどが、英語圏の実生活の中では無力に等しいことも痛感しました。生活様式も日本とはずいぶん違いました。水を大切にしているために、シャワーの制限、食器の洗い方など、細かい所まで工夫がなされ、気を配っていました。

 学校の制服自体はポロシャツですが、それらもリサイクルされていました。紙・水などの資源にはうるさく、無駄のないようにしていました。こういう考え方は、日本の生活でも役立つので続けていきたいと思います。

 マーガレットリバーには約6ヶ月、パースの高校には約2ヶ月在学しましたが、みんなはとてもフレンドリーでそこでできたたくさんの友人達と別れることはとても辛く感じました。マーガレットリバー、グリーンウッド、どちらの学校でも授業においては日本にない科目の履修に驚かされました。例えば、ケアリング・フォー・チルドレン、ダンス、ドラマ、フォト、ジュエリー作り、ワイン作り、ファーム等。多くの学習体験があり、早くに生徒は自分の将来について考えるチャンスを得られます。学校によって広い範囲での教育を受けることができて、進学する生徒も、就職する生徒もともに学べることは素晴しいと思いました。先生は生徒をファーストネームで呼び、とても親しみやすく感じました。生徒は授業に積極的に参加している印象も受けました。

 この約10ヶ月間の留学は、私にとって忘れることの出来ない経験だけでなく、自分自身の心を強くし、何事にも負けないという強い信念が芽生えたことが一番の収穫であったと思います。他にも留学生活で学んだことは、非常に沢山のことがありますが、どのテキストや説明でもなく、肌でしか学ぶ事のできない生きた英語をたくさん教えてもらったように思います。

 オーストラリアでの高校でお世話になった先生方そして友人やホストファミリー、私にはたくさんの英語や文化を教えてくれる「先生」がいました。異文化でのいろいろな出会いを通じて新しいことを目にし、感じて、経験し自分自身であることの大切さを知り、自立心を養い、学んだことは数え切れないほどたくさんあります。それら全てのことが今の私にはとても大切なそして大きな財産です。

 英語以上に学んだ事の他には、現地ではいつでもどこでも、知らない人とでも、目が合えばHi!やHello! Hiya!などと軽い挨拶をしたりする。そういうフレンドリーな面です。日本では私が挨拶しようと思っても、相手が下を向いたままだったり、視線をわざわざずらしたりと知らん顔。挨拶をしずらい雰囲気を皆が作っているのです。それは、恥ずかしくて控えめな日本人特有の性格だからでしょう。

 しかし、オーストラリアで出会った人々は全く違いました。友達と一緒にフットボール観戦に行った時、私達はFREOのユニフォームを着て、電車に乗りました。電車内では皆がフットボールについての話で盛り上がり、とても楽しい経験をしました。皆とはもちろんその時初めて会った全くの他人。私達はただ趣味が同じというだけで、あんなにも楽しく会話をしたのです。もちろん初めの頃は抵抗がありました。とにかく皆が話しかけてくるので、英語が話せなかった私は硬直状態。でも、時が経つにつれてだんだんと慣れてきました。

 また、帰国直前ごろには学校の帰りに乗る時のバス停で、ホームレスのアンドリューというおじさんとも友達になりました。彼との出会いはとても変わった、とても嬉しい思い出になりました。

 「日本は日本なんだからいいじゃないか。」といわれればそうですが、私はオーストラリアで学んだ「フレンドリー」さは、今の日本人にはとても大切な事だと思います。私が言いたいのは、ただおしゃべりをするフレンドリーな気持ちではなくて、どんな人とも触れ合う中で出来る、「優しさ」や「相手への思いやり」が私達には必要だという意味です。「困っている人(老人・子供等)が助けを必要としているような場に遭遇したら知らないふりをせずに手助けを申し出る」ことは特別良いことなのでななくて当たり前の事だということを私は、目で見て肌で感じました。

 また、日本では変わっていることは良くない印象がありますが、個性があり自分の意見を表に出せることの大切さも学びました。起立や礼、軍隊式の挨拶や掃除などもありませんが、その分自分に厳しく、いちいち教えられることよりも何につけても積極的に行動をするということを教えられました。

 今回の留学では、本当にたくさんの事を学びました。そして、言葉では表しきれないほどの大切な思い出を作ることが出来ました。心から応援してくださった皆さんにお礼を言いたいと思います。そして、これからは自分に自信を持って何事にも挑戦していこうと思います。

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